ファルコンの建玉一枚入魂

日経225オプションを軽くかましてます。

11月最終週-やはり自己都合解散か?

衆議院解散総選挙が決まって増税延期と政策への信を問うアベノミクス解散だとか言われているが、実のところはそうではないような気がする。

思うに、首相の置かれた「4K」に絡んだ先詰まりに耐え切れずに動いた解散なのかも知れない。①北朝鮮政治資金に絡んだ改造③景気④再び首相自身の健康問題、の4つのダメージに追い込まれていたのではないかという邪念も思いついてしまう。まあ、この仮説は官邸筋から流れてきた情報によるもので、もしそうだとしてもマーケット自身が気づかないのであれば、官製相場になっている以上、今の投資行動がそう簡単に変わらないのかも知れないけどね。

そこで考えられるのは、やはり日銀が上手く利用されてしまったということだろう。

 

高値圏にいた株式相場も更なる上値を狙う参加者がどこまで湧いてくる、あるいは継続してくるのか、といった点が自分的には一番興味あるし、逆に注意している部分ではあるね。

 

盛り上がりすぎて、足元すくわれないように、ご自愛くだされ!

 

さてそれではまずは先週の結果から

先週末に選択した2つの戦略を下の二つの表で流れを確認するとともに、月曜寄付き値から金曜大引け値までの評価を確認すると、

1、12月Call18,000買い1単位+12月Call18,500売り1単位のブルCスプレッド買い

     115円の支払いー>85円で、30円のマイナス

2、12月Put16,750売り1単位+12月Put16,250買い2単位のPバックススプレッド(Pレシオ1:2の逆)

     30円の支払いー>-10円で、40円のマイナス

で、トータル70円×1,000=70,000円の負け!(手数料は別途必要)ということになる。

 

 今回は月曜小安くスタートし、月曜こそ一旦下値を叩いたものの、その後はレンジでの動きに終始して週末の日経先物12月ミニは前週比-60円で、日経VIも月曜引け近辺高値で徐々に週末安値に向かい低下した週であった。先週末評価からのデイリーベース要因分析をすると

1は、デルタ要因が約-7円、その他要因が約-39円程度

2は、デルタ要因が約-6円、その他要因が約-37円程度

の寄与があった。寄り付きのギャップダウン分が更にその他要因に加わっている。

これによってわかることは、同様の戦略を採った前週と異なり、事前想定のどちらかに動くのではないかというものは1週間単位では当たらず、小さく採ったガンマロングやベガロングが逆に作用していたことがわかるのではないだろうか。

とりあえず今回の反省点は、1週間単位なら単純にベガ・ショートの戦略を取るべきだったということで、タラレバはせめてバックススプレッドを月曜後半に上手く利食えておければ良かったな、ということですな。

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ということで、次は

11月最終週の「当たらないけど予想!」

 

下の表を参考に、先週末夜間やCMEの日経12月先物が17,500円絡みの値段をつけていることとボラティリティが先週結構低下したことを考慮して、以下の2戦略を採用して25日寄付き値からスタートで評価してみるよ。

1、12月17,500円ストラドル売り1単位

   (先週末評価では820円の受け取り)

2、12月Put17,000買い2単位

   (先週末評価では220円×2単位の支払い)

3、12月Call18,000買い2単位

   (先週末評価では128円×2単位の支払い)

の3つをピックアップして同時に持つ。先週と同様の戦略を行使価格を上げて持ってみることにする。ガンマロング、ベガロングのポジションで少し違うパターンで検証してみよう!どこでスタートするかはちょっとわかりづらいけど、週末までの勝負の中で+100,000円取れる局面があるなら利食いすべきくらいのものかな。検証は週末引け値までの評価で行うから、ボラテイリティの動きによる先週との違いがわかればいいね。

 

でも いつも言うけど、本当の運用はコントロールすべき時はするべきなので、1週間持ちっきりというのは真似しないようにね。

今度の週末にまた反省会するから待っててなー!

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